意外と難しい小紋の柄合わせ

テレビを見ていると。

このきもの、

どうしてこんな「柄合わせ」になったのだろうと

不思議に思うことありませんか?

大きな水玉が胸の位置にでてたり

おしりの部分に並んで花柄がきてたり。

訪問着や、付下は柄の位置が決まってるし

総柄の小紋や紬はどこをあわせても特に問題ありませんが

竪に大きく色が変わっている反物や

間隔の開いた「飛び柄の小紋」は柄合わせに

工夫が必要です。

太い縦縞や片側に柄がよっている物は

普通断ちにするか、追い断ちにするかで

見映えが変わりますし(普通は追い断ちにします)

飛び柄の間隔が大きい物は

通常上前、と左胸の位置の柄にポイントを置きます。

細かいところは和裁士さんにお任せしますが、

最近は仕立まで考えられていない

デザイン優先の物が多く、

仕立屋さん泣かせの反物が多いと話されてました。

同じ小紋でも、

柄合わせが変わると、印象が全く変わって見えます。

「た」
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